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専業トレーダー DaTsU

ダ・ヴィンチ・コード

昨年の男たちの大和も半年前から楽しみだったが、これも年が明けてからずっと待っていた。
全世界同時開催だったので、アメリカを皮切りに一斉に公開された。欧州では、キリストの
子孫に関わる場面が出てくるので、問題になっていることも多いが、フィクションとしても
超一流、原作では分かりにくかったシーンも見事にきれいな映像となって再現している。

まずは原作を絶対読んでいてもらいたい。これを読んでいないとブームだけで見ると本当に
もったいない。事実隣の男性が始まって10分で寝てしまっていた?2時間半の長丁場なので
心して見ないといけない。

まずトムハンクスがいい。なんといっても今回は髪型がめちゃくちゃ教授ばりに決まっている。
名探偵よろしく次々と、なぞを解決していくのだが、ウィトルウィウス人体図→モナリザ
→岩窟の聖母 これがめちゃくちゃテンポがよい。

追う役のジャンレノ、相棒のオドレイ・トトゥ、ここら辺の配役が微妙であるが、
上手に演じていたと思う。

鍵を手に入れて、スイス銀行の支店から華麗に遺産をgetする。

フランス警察、シオン修道会、そしてなんといっても一番この物語で解いているのは
キリストに隠された秘密を守るためのなんらかの組織が今でも存在しているということ。

聖杯の秘密がまさしくキーとなるわけだが、ここらへんヨーロッパの美しい教会等が
すばらしい。

最後の晩餐のなぞは、奥深いものがあるが、キリストの横にいる人物
マグダラのマリア、聖杯がこの作品には描かれていない?など。

ようやくトムハンクスは、最終の地点でオドレイ・トトゥの真の秘密を知ることになる。

ラストシーン、パリの夜、ルーブル美術館のピラミッド前でトムハンクスが祈りを
捧げる。素晴しい音楽と象徴的なラストだった。


深夜、パリのホテル・リッツに宿泊していたハーバード大学の宗教象徴学教授であるロバート・ラングドンの下に、フランス司法警察の警部補が訪ねてきた。急用による同行を請われ、到着した場所はルーヴル美術館だった。そこでラングドンは、ルーヴル美術館館長ジャック・ソニエールの遺体が猟奇殺人にも似たウィトルウィウス人体図を模した形で発見されたと伝えられる。

警察は宗教抽象学者の立場から、ラングドンの事件に対する見解を聞きたいと協力を要請した。しかし、実際はそのソニエールと会う約束をしていたラングドンを第一容疑者として疑い、逮捕するために呼んでいたのである。

ラングドンはソニエールの孫にして司法警察の暗号解読官でもあるソフィー・ヌヴーの協力と機転により、その場を脱した。ソフィーは祖父の状態を祖父が自らに遺した、自分にしか解けない暗号であると見抜き、ラングドンの潔白に確信を持っていた。これを上に報告しても一笑に伏されると感じたソフィーはラングドンの協力を得るため、彼を逃がしたのだ。しかし彼はそのことによってソフィーともども司法警察に追われる事になってしまう。

一方でソニエールを殺した犯人とその黒幕は、かつてソニエールが秘匿したとされる聖杯の秘密を追っていた。それが「教会の名誉を守る」という狂信に踊らされて。そして、その毒牙もまたラングドンたちを追い続ける事になる。



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